こんにちは。谷口です。
日記の滞納=よしふみの投稿
テストに出るので覚えときましょう。
今回は、いつもの僕らしさ全開で真面目なことを書こうと思います。
それでは行きましょう。
突然ですが、みなさんは練習をどのように捉えていますか?
陸上をする時も、太鼓を叩く時も、僕は大きく分けて3つに考えています。
・できなかったことをできるようにすること
・培った能力を活用させて実践力を身につけること
・(弱点)補強
1つ目は広義で捉えると2つ目も含むことになると思いますが、僕はあえて2つに分けています。
理由は太鼓。
今回は太鼓を軸に話を展開していきます。(いつもの)
①できなかったことをできるようにする
僕がパート長の時によく言ってた、「地力を付ける」に該当します。
太鼓には🔴(ドン)と🔵(カッ)の譜面が存在します。(連打は叩かなくてもフルコンボには影響しないため今回はスルー)
この譜面を組み合わせて、演奏ゲームが構成されます。
叩く上で重要なのが、複合を捌く技術。
🔴🔴🔴←このように並んでいるのを16分音符といいます。むずかしいやおにをプレイする時にはほぼ出てくる基礎的な複合です。
まずはこの16分3連を正確に叩けるように運手確認。利き手から入る場合、1打目と3打目は利き手、2打目は逆手で叩きます。バリエーションは2^3で8通り。8通り全て叩けるようになればOKです。
同様のことを4連、5連でも行います。5連に関しては2^5で32通りありますが、5連になってくると3連や4連は既に叩けているようになっているはずなのでバリエーションに反してそこまで大変ではないはずです。
これが連続で流れてきたとしても叩けるようになるまで反復します。逆手からでも叩けるようになるまで練習すると、上級の曲も叩けるようになるのでなおグッド。
まずは叩ける音符のバリエーションを増やす、
これが「できなかったことをできるようにする」ということです。
複合のバリエーションの他に、曲の速さといった高速処理能力なども該当すると思います。
陸上で例えるなら(普通逆だよね)、MAXスピードの向上、ベンチプレスの重さ、ジョグの時間、ペースの閾値などが挙げられると思います。
ポイント練で考えるなら、300×5や400×5などの積むタイプが該当します。
本数が増えても同じタイムでしっかり走りきること、そしてアベレージを上げていくことで着実に地力をつけていく、というわけですね。
そして、流しをすることで、ポイント練のペースより速い動きや、疲れている時に体を動かす、という底力も身につけられますね。
②培った能力を活用させて実践力を身につける
「演習」という言葉が似合うと思います。
太鼓の場合はちょっと意味合いが違います。
まずはこれを見てください。
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これは、ANiMAという曲の50小節~51小節を引用したものです。
全て16分音符です。
さあこれ、どうやって叩きましょう?
5連まで練習したとしてもこの複合は32打あります。
僕がこの長複合に遭遇した場合、大体はこのように考えています。
(偶数打で分けて考えよう)
偶数打だと利き手始動逆手終了なので、終了した次の譜面はまた利き手から叩けます。
この複合、ある点に気づくと一気に捌きやすくなります。
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なんと、カドカドとドカドカを繰り返していただけだったんですね。
これを「区切る」と呼んでいます。
複合を区切ると、今まで培ってきた4連の知識をフルに活用して叩けることが分かりました。
ちなみに僕がこの曲を叩く時はこのように区切っているため何も考えなくても繋げられています。
これが、「培った能力を活用させて実践力を身につけること」です。
これも、①のできなかったことをできるようにするという考えに当てはまるかもしれませんが、太鼓に当てはめて考えると、①は0の状態からスタートしたのに対し、②は既に技量を身につけた状態だったのが差別化のポイントです。
陸上を例にすると、800mを400+400で区切るか500+300で区切るか600+200で区切るか、ということだと思います。
これを元に練習メニューを組み立てるとすると、
1つ目:(400+400)×2
2つ目:500+500+300
3つ目:600+200、または600×2からの200×3
このメニューをこなすには、そもそも400や500や600単体を走れないと話になりません。
そのためにジョグや補強をして地力(この場合は基礎体力)をつける必要があるんですね。
③(弱点)補強
太鼓に補強なんて要るのかよ(笑)と思ったそこのアナタ!
実は体力譜面に追いつかない場合は選択肢として上がってくるのです!
腕立てとかがメジャーですね。
僕の場合は腕がごつくなってしまうのであまりやらないですが…
補強と言っても種類は多岐にわたります。
筋トレのように負荷をかけるタイプも補強ですし、動きを矯正するのも補強に該当します。
負荷を増やして不可を減らしていく、ということですね。
…
…
…
ごめんなさい。
僕が意識してるのはバチの持ち方と叩く位置です。
・バチの持ち方について
精度が全然取れなくなった時、原因はバチの持ち方にある場合が多いです。軽く握っていると先端がプラプラして、自分の中での叩いた感覚と実際の反応が微妙にズレて可を出してゲームセンターで崩れ落ちることがあります。(n敗)
家の中で何度も握り直して、最も精度が取りやすい握り方を体に染み込ませています。
僕が普段腕振りをしているのは、雑になった腕振りを矯正するためです。インスピレーションはバチの持ち方から来ています。
・叩く位置
動画を撮るようになって、僕の太鼓の叩く位置が右寄りになっていたことが分かりました。左手で叩いてるのに右の面が反応してしまっていました。つまり、逆手である左手の移動距離が大きくなってしまうということなので、これだと速い曲に追いつかなくなってしまいます。
また、叩く位置が高くなることがあるので、たまに面を叩いたつもりでも縁が反応してしまって、ゲームセンターで崩れ落ちることもありました。
それを改善するために購入したのが、こちらの冷感クッションです。
ダイソーにて500円で買えました。
僕の主力バチも木材はダイソーで購入したので、僕の地力アップはダイソーのおかげだと言っても過言ではありません。
動きを矯正するために腰ベルトなどの器材を購入したり、チタンネックレスやチタンブレスレットを身につけるというのはよくある例だと思います。
補強関係あるかな…?
…という訳で、僕がパート長時代、メニューを作る時に考えていたことを長々と書いてみましたが、いかがでしょうか?
異なるアプローチで陸上競技というコンテンツを「区切って」いくと、意外と見えてくるものもあるんですよね。
走る時のピッチとかは完全にリズム感覚のおかげなので、太鼓はもはや趣味の域を超えて専門種目になりつつあります。
長くなりましたが、これで終わります。
陸上生活も残り少しですが、最後までよろしくお願いします。
みてね
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結論:みんな太鼓叩こう