久しぶりにゲーセン行ったら
エスカレーターに乗ってくださいと店員さんに言われたので
指示通りエスカレーターに乗るつもりで
エレベーターのボタンポチッちゃいました
ジシュク期間で
脳がイシュクしちゃったんですかね
はっはっはっ
なにわろてんねん
21歳になりました。
谷口です。
誕生日ということでね、
日記が誰に当たってるか、誰が止めているかは問答無用で投稿させていただきます。
自分の歳を改めて見てみると、だんだん恐ろしく感じてしまいますね。
ですが、誕生日というものは1年に1回しか訪れませんので、何歳になっても嬉しいことには変わりません。この気持ちを忘れないようにしていきます。
ポケモンを始めて14年、太鼓の達人を始めて11年が経つわけですが、今でも好きな気持ちを忘れずに楽しむことができている、
僕はこういった価値観を大切にしています。
皆さんはそういう存在があるでしょうか。
今回は、昔から好きな物について自分のエピソードを紹介させていただきます。
皆さん、「ムシキング」って覚えてますか?
こいつの口から出るとは思わなかったランキング第2位に属する、キッズが大好きだったアーケードゲームですね。
ちなみに第1位は「恋バナ」ですね
まぁ…それについての個人的な話がないと言ったら嘘になりますが…
それはまた別の話です
多分酒が入っても話さないでしょうね
僕はこの懐かしのカードを今でも持っています。
といっても、どこに行っても使えないのでずっと収納されてるままです。
だけど僕がこれを捨てないのはとある理由があるからです。
今日はそんなエピソードです。
小学生の頃、ムシキングが大好きなとある男の子がいました。
僕が小学生低学年の頃は、もうブームは過ぎていて、僕自身もだんだん飽きてきたんですが、その男の子はずっとカードを集めていました。
一応やってた身ではあるので、どんなカード持ってるん?的な他愛もない話をしてました。
高学年になり、クラスが別れ、そのことについての話、というよりその子との話自体しなくなったのですが、
6年の頃、その男の子を学校で見ることはだんだん少なくなりました。
運動会でその姿を見たのが最後だったでしょうか…
その子は体がかなり細く、運動が苦手で走るのもままならない状態だったんです。でもそれは初めて同じクラスになった時からずっとそうなので、特に気にした訳でもありませんでした。
そして運動会が終わってから、その子の姿は完全に見なくなり、他にその子と親しかった子に聞いたところ、入院しているとの事。
とても驚き、不安に思いつつも、一緒に卒業式に出たいなと思ってたのですが…
その男の子は、卒業式を迎えることなく天国に旅立ってしまいました。
お通夜にも足を運びました。
翌日の葬儀は学校があったので、その子のクラスの人だけが参加していました。僕はその子と違うクラスだったので、葬儀に向かう別クラスの人を眺めることしかできませんでした。
全校集会でも訃報が伝えられました。
校長先生は名前間違えてました。
台無し。
卒業式でも、その子は1人の卒業生として、担任の先生から名前を呼ばれました。
生まれて初めての、友達の死。
あまりに衝撃で、言葉で言い表せない気持ちになりました。
涙は出ませんでした。
それほど衝撃的だったんでしょう。
お墓参りにも行きました。
その子の家にも行きました。
お母さんいわく、本人も学校に行きたがってて、治ることはないと分かってたんやけど、それでも諦めず最後まで頑張ったとの事でした。
まだ小学生で、
あの細かった体なのに、
すごくしっかりした気持ちを持っていたんだなと思いました。
しばらくお墓参りには行っていません。
というより行けていないんです…
たまには顔を出したいな
あれから僕はどれほど成長しただろうか
僕はあの子みたいに強い気持ちを持てているのだろうか
あの時僕は、
あの子の分まで人生を楽しもう
勉強したくてもできなかった、友達と遊びたくても遊べなかった、そんなあの子のために、1日1日を大切に生きていこう
そう決意しました。
そんなことを、もう使わなくなったカードを見ると思い出してしまうんです。
なぜ、今日になって急に頭をよぎったのでしょうか…
たまには会いに来てくれと言ってるのでしょうか…
そんなことに思いを馳せる、21歳の誕生日でございます。
ということで、今日はゲーセンにでも行きますか。
終わり。